有田焼の産地である佐賀県・有田は、1616年に陶祖、
李参平によって日本で最初に陶磁器が作られたとされる場所。
400年を経てもなお、色あせる事のない妥協の無いものづくりの精神は
今日の有田を支える人達に受け継がれています。
遥か昔の記憶を引き継ぐように名付けられた「1616 / arita japan」は、
有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みています。
そこでしか得られないインスピレーションを膨らませ、「2016/」のアイテムが生まれます。
1616/ arita japanコレクションの製造元である百田陶園。
その前身となる百田家は1647年(正保4年)~1871年(明治4年)まで
鍋島藩有田皿山代官所統括の元で窯焼きの仕事に従事していました。
先祖のやきものに対する情熱を今も受け継ぎながら、百田陶園は有田焼の総合商社として、
有田の窯元と共に妥協のないものづくりを続けています。
「1616/ arita japan」は、同年初出店したミラノサローネにおいて世界中のデザイン関係者から
高い評価を得て、現在はヨーロッパを中心に、18カ国以上で展開しています。